兵庫県西脇市にある播州織を扱うお店のブログです。織物に育まれたまちの魅力を、より多くの方に知っていただきたく願っております。


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ラペット織の話

 昭和展で展示をしているラペット織はどんなものか簡単にご紹介します。

 9月にラペットの織り機を見せてもらいに西脇市野村町にある繊維工業技術支援センターを訪問しました。

 ラペットは西脇で昭和30年代頃盛んに織られていた、薄手の平織りの生地にドット柄や幾何学模様など刺繍のように糸で柄を入れながら織りあげていくものです。

 機械は平織りの力織機にラペットという装置をとりつけたものになります。
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 ラペット装置は太い針(ニードル)と太番手の糸を使用し経糸の上を左右に移動し模様を描いていきます。
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 オルゴールのように凹凸のあるチェーンが回転し、柄を作り上げていきます
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 糸の調子は機の上部のチューブから流れるエアーで調節します。
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 革新織機(レピア)の登場までの機は、平織りの織機にドビー装置(柄を決める装置)をつけたり、鉄工所と機屋が部品を開発し、カスタマイズするなど改造型のオリジナル織機が使われていました。
 レピア織機の登場から、時代は大量生産型に変わり、針の調整画難しく、織りキズができやすいリスクの高いラペットは生産が激減し、姿を消しました。約20数年の間、播州では目に触れなくなったラペットですが、今では珍しく、貴重とされ、機械の復刻をしようという動きも出ています。

 ラペットはアラビアなど中東のターバンとして使用されているヤシマグ(yshmak)が有名です。砂漠地帯の多い中東圏では砂嵐をさけるため、顔を被っても先が透けて見えるように細番手の糸を使用し極薄の生地に仕上げています。また、ヤシの実の柄に似ていることから、由来されています。柄に使われている糸は1本の糸でつながっています。
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yshmak

この他にも花柄やドット柄などかわいい柄がたくさん生地見本として残っております。
昭和展10月13日まで開催しております。
ぜひ、見に来て下さい。

saito
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by nishiwaki-town | 2012-10-08 16:34 | 今日の西脇日記